2011年9月14日 [ コラム ]

報道されるUSBメモリ紛失

すでに過去のコラムでも触れたが、情報セキュリティとは『さまざまな形態で保存または伝達する情報をあらゆるマイナス要因から守ること』であり、次の3つの要素をバランスよく保つ必要がある。
(1)機密性
(2)可用性
(3)完全性
これら3つの要素については、2009年10月20日掲載の本コラム『リスクと利便性』を参照いただきたい。

筆者の個人的な感想であるが、テレビなどのメディアで報道される情報セキュリティの事件・事故に関するニュースは個人情報漏えいに関するものが非常に多く、しかも、情報漏えいのルートを見ると、そのほとんどがUSBメモリの紛失であるように感じている。特に統計を調べたわけでもニュースの履歴を検索したわけでもなく、あくまで筆者の個人的感覚にすぎなかったので、最近の傾向がどうなっているのかを実際に調べてみた。

インターネット上にはいろいろと便利なサイトがあり、情報セキュリティに関するニュースを日々まとめてくれている次のようなサイトがある。
Security NEXT(http://www.security-next.com/
このサイトによると、今年7月に報道された情報セキュリティに関するニュースは全部で58件あり、内訳は次のとおりとなっていた。
・セキュリティパッチなどの技術的情報:12件
・情報漏えいなどの事件・事故:46件
事件・事故の46件のうちUSBメモリに関するものは3件で、全体からすると5%であり、意外と少ないことがわかった。
USBメモリも情報漏えいなどセキュリティ事故が発生するひとつの原因であることは間違いないのではあるが、どうやらその比率は下がっているようだ。
情報漏えいのルートは常に変化しており、他にもさまざまな原因があることを見逃してはいけないと感じる。


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